Q1:健診当日の朝、喉が渇いているのですが水を飲んでも尿検査に影響はありませんか?
A1:施設からの絶水指示がない限り、検査の1〜2時間前までにコップ半分から1杯程度(100〜200mL)の純粋な白湯や常温水を飲むことは医学的に問題ありません。むしろ適度な給水は極度の濃縮尿による偽陽性を予防します。ただし、糖分やビタミンC、カフェインを含む飲料は尿検査の各種項目を狂わせるため厳禁です。
Q2:一度の再検査で「陰性」に戻れば、完全に安心しても良いのでしょうか?
A2:一概に完治とは言えません。間欠性蛋白尿(出たり出なかったりする状態)は、慢性腎炎の初期によく見られるパターンです。特に血圧が高めの方や健診で潜血も混ざっていた方は、半年から1年後の定期健診を待たずに、かかりつけ医で定期的なフォローアップを受けることが推奨されます。
Q3:尿蛋白のプラスが出た場合、日常生活で食事や塩分はどうすべきですか?
A3:確定診断が出る前に極端な蛋白質制限を自己流で始めるのは筋肉量の低下を招き逆効果です。まずは「減塩(1日6g未満を目標)」と「十分な睡眠」「禁煙」を徹底してください。過剰な塩分摂取は糸球体内圧を高め、蛋白漏出をダイレクトに悪化させる最大のリスク要因です。
Q4:市販の尿検査試験紙を使って自宅でチェックしても正確ですか?
A4:薬局等で購入できるウリエースなどの尿試験紙はスクリーニングとして有用です。自宅で試す際は、必ず起立性蛋白尿の影響を受けない「早朝第一尿」で測定してください。数日連続で朝一番の尿を測定し、常に陰性であれば脱水や運動による一過性蛋白尿の可能性が高まりますが、複数回(+)が出るなら迷わず受診してください。