明石家さんまとオール巨人は不仲か?半世紀に及ぶ同期の絆と真相

明石家さんまとオール巨人は不仲か?半世紀に及ぶ同期の絆と真相

明石家さんまとオール巨人は不仲か?半世紀に及ぶ同期の絆と真相とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

ネット上の掲示板やSNSで定期的に浮上する「明石家さんまとオール巨人の不仲説」。その背景には、二人の独特な「呼び方」や年齢差、芸歴の微細な違いが関係しています。

実年齢において、オール巨人は1951年11月生まれ、明石家さんまは1955年7月生まれであり、巨人が4歳年上です。しかし、入門時期はいずれも1974年(昭和49年)。吉本興業の歴史において「花の49年組」と呼ばれる黄金世代にあたります。同期には島田紳助、桂小枝、明石家さんま、オール阪神・巨人が名を連ねています。

関西ローカルの長寿番組『痛快!明石家電視台』にオール阪神・巨人がゲスト出演した際、オール巨人がさんまに対して「入門はワシの方が数ヶ月早いから、本当は兄さんって呼ばなアカンねんで」と冗談交じりに指摘し、さんまが「何を言うてますの、同期でしょ!」と切り返す一幕がありました。テレビ番組上の演出として互いに呼び捨てや対等な口調で掛け合っているものの、そこには「4歳年上の漫才師への敬意」と「同じ時代を駆け抜けた同期の気安さ」が同居しています。

弟子入りの経緯を振り返ると、オール巨人は1974年4月に吉本新喜劇の研究生としてキャリアをスタートさせ、同年7月に故・林正之助会長の紹介で漫才作家の秋田實氏に師事しました。一方、さんまは同年、落語家の二代目笑福亭松之助に入門しています。芸歴の差はわずか数ヶ月であり、当時の吉本興業の慣例からも「同期生」として扱われてきました。表層的な言葉のやり取りだけを切り取った視聴者が「不仲なのではないか」と邪推したことが、噂の根本原因です。

山田 真由
著者

山田 真由

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