菅生家の教育論は、一般的な家庭の枠組みを超えた個性の尊重にある。テレビのトーク番組やインタビューでは語り尽くせなかった未公開エピソードとして、家庭内での対話を何より重視した習慣が挙げられる。
好身氏と夫の菅生新氏は、幼少期から子どもたちの「やりたい」という自発的な衝動を決して否定しなかった。家庭内では日常的にディスカッションが行われ、自分の言葉で考えを述べるトレーニングが自然となされていた。料理や掃除などの家事も家族全員で分担し、独立心と感謝の心を日常から養う工夫が凝らされていたという。こうした伸びやかな環境こそが、表現者としての表現力や芯の強さを育んだのだ。