優れた天然の万能薬であるはちみつですが、使用する上で絶対に守らなければならない厳格な注意事項が存在します。
最も重要なルールは「1歳未満の乳幼児には絶対に与えない・塗らない」ことです。はちみつにはボツリヌス菌の芽胞が含まれている可能性があり、腸内細菌叢が未発達な乳幼児が摂取すると「乳児ボツリヌス症」を引き起こし、生命に関わる重篤な事態を招きます。保護者は十分すぎるほどの注意を払ってください。
また、塗布した後に糖分が口内に残ったまま長時間放置すると、虫歯菌の餌になってしまう懸念もあります。特に夜間ケアの際は、患部以外の歯に大量のはちみつが付着しないよう局所的な塗布を心がけましょう。
さらに、口内炎が2週間以上治らない場合や、直径が1センチを超えるような異常な大きさ、潰瘍の周囲が硬く盛り上がっている場合は、単なるアフタ性口内炎ではなく、ベーチェット病などの自己免疫疾患や「舌がん」などの重篤な病気のサインである可能性があります。このような場合は自家治療を中断し、直ちに歯科口腔外科や耳鼻咽喉科を受診してください。