小泉八雲記念館の完全攻略|『怪談』誕生秘話と見どころ・旧居比較

小泉八雲記念館の完全攻略|『怪談』誕生秘話と見どころ・旧居比較

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2016年の大規模リニューアルを経て洗練された松江小泉八雲記念館は、1階の常設展示室と2階の企画展示室・ライブラリー・テラスで構成されています。八雲の曾孫にあたる小泉凡氏(現・島根県立大学客員教授)が館長を務めており、単なる観光施設にとどまらない、学術的権威と家族の眼差しが融合した展示空間が広がっています。

小泉八雲記念館の見どころとして絶対に外せないポイントは以下の通りです。

  • 特注の超ハイデスクと椅子:左目の視力を失い、極度の近眼だった右目で執筆するため、八雲が特別に誂えさせた高さのある机と椅子。原稿に顔を密着させるようにして執筆した当時の息遣いが間近に迫ります。
  • 直筆原稿とスケッチ:几帳面で美しいインクの筆跡と、欄外に描かれた虫や風景の繊細なスケッチ。八雲が視覚だけでなく、耳(音)や触覚を総動員して世界を捉えていたことが分かります。
  • 愛用のキセルと遺品コレクション:日本の生活様式を愛し、着物を着てキセルを燻らせた八雲の日常を物語る生活用具の数々。
  • 朝ドラ『ばけばけ』関連展示コーナー:ドラマのモデルとなったセツの生涯や、二人が過ごした松江での日々に焦点を当てた特設パネル・一次資料の展示。
  • 2階オープンライブラリー&テラス:八雲の著作や世界各国で翻訳された関連図書を自由に閲覧可能。外の緑を眺めながら静思に耽ることができます。

館内では視覚障害者向けの触察展示や、八雲が愛した松江の虫の音・自然音を再現した音響空間も整備されており、五感を通じて八雲の精神世界を追体験できる工夫が凝らされています。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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