2017年末、関生支部は加盟企業の運賃引き上げなどを求めて大規模な無期限ストライキを敢行しました。これに対し、反発を強めた業界団体側との対立が決定的となり、2018年以降、滋賀県警や京都府警、大阪府警による相次ぐ家宅捜索と強制捜査が幕を開けます。
警察当局が踏み切った関生支部の逮捕理由は多岐にわたります。主な容疑は以下の通りです。
- 威力業務妨害・強要未遂:工事現場でのコンクリート打設作業を大人数で取り囲み、作業を妨害・中止させた行為
- 恐喝・恐喝未遂:協同組合の非加盟業者や組合の要求に従わない企業に対し、現場前でのビラ配りや街宣活動を盾に解決金や寄付金名目で金銭を要求した行為
- 建造物侵入・傷害:プラント敷地内への強引な立ち入りや、関係者との小競り合いに伴うトラブル
組合のカリスマ的リーダーであった武建一元執行委員長を含め、逮捕者は延べ80人超、起訴件数は数十件に達しました。労働運動を巡る刑事事件としては異例中の異例となる大包囲網が敷かれた瞬間でした。