しまむらグループ内での買い分けにおいて、多くの保護者が疑問を抱くのがバースデイしまむら違いです。同じグループでありながら、両者は店舗コンセプト、取り扱いサイズ、ターゲット層において明確に住み分けがなされています。
ベビー・トドラー用品専門店であるバースデイは、新生児から120cm前後の未就学児を主力とし、オリジナルブランド「tete a tete(テータテート)」や「futafuta(フタフタ)」に代表される、北欧風のナチュラルで上品なデザインを強みとしています。一方、しまむら(本丸)の子供服コーナーは、主に110cm〜160cmの幼児からジュニア層をカバーし、学校生活や外遊びに適したスポーティーなデザインや、ポップカルチャー、キャラクターコンテンツとのタイアップが前面に押し出されています。
現場目線で最も気になるしまむら子供服サイズ感と耐久性について、長期間の着用テストと保護者への取材を実施しました。サイズ感に関しては、大手ファストファッション(ユニクロ等)と比較すると、トップス・ボトムスともに「横幅が標準からややゆったりめ」に設計されている傾向があります。肩落ちシルエットのアイテムも多いため、ジャストサイズを選んでも窮屈感が出にくいのが特徴です。
一方、耐久性については、素材組成によって評価が二分されます。綿100%のヘビーオンスTシャツや裏毛トレーナーは、数十回に及ぶ家庭用洗濯機での洗濯でも型崩れしにくく、驚くべきタフさを見せます。しかし、ポリエステル高混率のニット風素材や薄手のレギンスパンツは、摩擦による毛玉の発生や、ガス乾燥機への投入による縦方向の縮み(約3%〜5%程度)が散見されました。日常的なヘビーユースを前提とする保育園・学校着としては、購入時に洗濯表示タグを確認し、綿混率の高いアイテムを選別することが長期利用の絶対条件です。