『ドラクエ6』はプラットフォームによって仕様が細かくブラッシュアップされており、プレイするバージョンに応じた立ち回りが求められます。特に1995年のオリジナルであるSFC版と、その後のニンテンドーDS版およびiOS/Android向けスマートフォン版では、快適性に決定的な差が存在します。
最大の違いは各職業のマスターに必要な総戦闘回数の緩和です。SFC版では上級職を極めるために膨大な戦闘回数が要求され、例えばバトルマスターのマスターには基本職(戦士+武闘家)を合わせて約600戦近い戦闘をこなす必要がありました。一方、DS版およびスマートフォン版では必要戦闘回数が全体的に約20%〜30%削減されており、育成テンポが大幅に向上しています。
また、かつて裏技・攻略コミュニティを賑わせた「熟練度の自動稼ぎ」の再現性についても、時代とともに変化を遂げています。
- SFC版の連射放置稼ぎ:連射コントローラーを用い、敵が無限に仲間を呼ぶ戦闘(くさったしたいやドロヌーバ等)や、特定の逃げられない戦闘で「たたかう」を固定し一晩放置する手法が有名でした。しかし、SFC版の仕様上、1回の戦闘で加算される熟練度は敵を何体倒そうが「1戦=1回」であり、同一戦闘内で何時間放置しても熟練度は1しか上がらないという痛烈な落とし穴が存在しました。
- スマホ版のオート戦闘とタップ連打:スマホ版では「さくせん」によるAIオートバトルが非常に洗練されています。無制限エリアである「魔術師の塔」の1階など、エンカウント率が高く全滅リスクのない場所で、画面タップ補助や簡易的な操作を用いて「移動→エンカウント→ガンガンいこうぜで1ターン撃破」のサイクルを回すことで、手動操作のストレスを最小限に抑えた爆速育成が可能です。