登美丘高校ダンス部を語る上で欠かせないキーパーソンが、同校OGであり振付師のakaneコーチです。2012年から母校の指導を引き受け、弱小だった同部をわずか数年で全国大会優勝へと導いた立役者ですが、2019年をもって同校の指導者というポジションを一区切りとしました。
当時、一部のネット上では「学校側との不仲」や「指導方針を巡るトラブル」といった憶測が飛び交いましたが、実際の真相は極めて前向きなステップアップによるものです。公式発表や当時のインタビュー手記によれば、CM振付、舞台演出、アーティストのプロデュースなど、外部からのオファーが殺到したことによるスケジュール的制約とクリエイターとしての自立が最大の要因でした。
akane氏はその後、自身のダンスカンパニー「アカネキカク」を本格稼働させ、2022年には女性ダンスグループ「アヴァンギャルディ」を結成しました。おかっぱ頭に制服姿という登美丘イズムを昇華させたシュールかつ高難度なパフォーマンスは、米国の人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)』で決勝進出を果たすなど、瞬く間に世界的な名声を獲得しました。母校を離れた後も、彼女が培ったダンス哲学はグローバルな舞台で結実しています。