フィギュアスケート技の名前と見分け方完全ガイドの要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
フィギュアスケートの華であるジャンプには、国際的に認定されている基本の型が6種類存在します。それぞれの技名は開発者や特徴的な動作に由来しており、踏み切る足のエッジ(刃)の使い方やつま先(トウピック)を突くか否かによって、力学的な難易度と基礎点が大きく異なります。
ジャンプの難易度順位は、低難度から高難度へ向かって「トウループ(T)< サルコウ(S)< ループ(Lo)< フリップ(F)< ルッツ(Lz)< アクセル(A)」と定義されています。2026年現行のISU採点規則においても、この序列に基づいて厳密な基礎点が割り振られています。
ジャンプ名称踏み切り特性・刃の使い方3回転/4回転の基礎点難易度と観戦時の注目ポイントアクセル(A)唯一の前向き踏み切り(アウトサイドエッジ)3A:8.00点
4A:12.50点実質+半回転(3Aは3回転半)。最高難度を誇る大技ルッツ(Lz)後ろ向き・アウトサイドエッジ+トウ突き3Lz:5.90点
4Lz:11.50点回転方向と逆の外傾エッジで跳ぶため高難度フリップ(F)後ろ向き・インサイドエッジ+トウ突き3F:5.30点
4F:11.00点前を向いてターン(モホーク等)から直ちに跳ぶことが多いループ(Lo)後ろ向き・アウトサイドエッジのみ(トウ不使用)3Lo:4.90点
4Lo:10.50点足を交差させ腰を沈めて跳ぶ。連続ジャンプの2本目にも重用サルコウ(S)後ろ向き・インサイドエッジのみ(ハの字型)3S:4.30点
4S:9.70点踏み切り時に足が「ハ」の字になり、浮き足を引き寄せて跳ぶトウループ(T)後ろ向き・アウトサイドエッジ+逆足トウ突き3T:4.20点
4T:9.50点最も基礎点が低いが安定度が高く、コンビネーションの後続に必須
トリプルアクセル(3A)や4回転ジャンプ(クワッド)が勝敗を左右する現代の競技シーンにおいて、どのジャンプを選択して構成に組み込むかがプログラム設計の生命線となっています。