医学的な疾患が見当たらない「原因不明不妊」の場合、日々の暮らしの積み重ねが影響を及ぼしているケースが目立ちます。特に生活習慣と妊娠確率の間には密接な相関があり、過度な疲労や偏った食生活はホルモン分泌を乱す引き金になります。
授かりにくい人に共通して見られがちな生活習慣には、以下のような特徴があります。
・慢性的な睡眠不足と不規則な生活:成長ホルモンやメラトニンの分泌が乱れ、卵子や精子の質に悪影響を与える。
・過度な喫煙・多量の飲酒:末梢血管が収縮して血流が悪化し、精子の運動率低下や卵巣機能の低下を招く。
・極端な体重増減(肥満・痩せすぎ):BMIが標準値(18.5〜24.9)から大きく外れると、排卵障害のリスクが跳ね上がる。
・日常的な強ストレス:自律神経が乱れることで生殖ホルモンの司令塔である視床下部の働きが抑制される。
仕事やプレッシャーによる負荷を減らすため、日常的な不妊ストレスの対策として適度な有酸素運動を取り入れたり、湯船に浸かって深部体温を上げたりするセルフケアがベースラインを底上げします。