老舗の逆襲か終焉か?高洲第一ショッピングセンターのリアルを追う

老舗の逆襲か終焉か?高洲第一ショッピングセンターのリアルを追う

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この場所の成り立ちを紐解くには、かつての日本住宅公団による大規模面開発の歴史を避けて通れない。1970年代、急速な都市化に伴う住宅難を解消すべく、東京湾岸の埋立地に巨大な高洲団地が建設された。その生活基盤の中心として設計されたのが、いわゆる団地ショッピングセンターのモデルケースである。

当時の最先端だった歩行者専用デッキや広場を中心に、日用品店や医療機関、衣料品店が整然と配置された。単に物を売るだけでなく、団地住民が顔を合わせ、コミュニティを形成する広場としての役割を一身に担っていたのだ。広場に響く子供たちの声と買い物籠の音。当時の設計思想は今も配棟計画の中に深く刻まれている。

山田 真由
著者

山田 真由

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