生体計測学において、人差し指(第2指=2D)の長さを薬指(第4指=4D)の長さで割った数値を「2D:4D比(指比)」と呼びます。この指標は、イギリスの進化心理学者ジョン・マニング教授らが1990年代後半に発表して以来、世界中の研究機関で検証が続けられています。
指比の計算方法はシンプルで、手のひら側の指の付け根にあるシワの中央から指先までの長さを計測します。
- 2D:4D比が低い(薬指 > 人差し指):胎児期に高濃度のテストステロンを浴びたタイプ(男性型の手)
- 2D:4D比が高い(人差し指 > 薬指):胎児期にエストロゲンの影響を強く受けたタイプ(女性型の手)
一般的に男性は薬指が長く、女性は人差し指が長いか両方が同等の長さになりやすいとされています。しかし、女性であってもテストステロンの受容レベルが高かった場合は薬指が明確に長くなり、これがいわゆる「男性ホルモンの恩恵を受けた女性」の身体的特徴として現れます。