香川県のうどん界において「さか枝」の名は特別な響きを持つ。創業者の坂枝重雄氏が築き上げた伝統の味とセルフ形式のスタイルは、長年にわたり多くのうどんファンを魅了し続けてきた。県庁近くにある本店で培われた妥協なき味作りの精神は、運営母体である株式会社さか枝の成長とともに広がっていった。
高松市の中心地である南新町商店街に構える店舗は、激化する外食産業のなかでも確固たる地位を築いている。買物客やビジネスパーソンが絶え間なく行き交うアーケード街において、手軽に本物の讃岐うどんを楽しめる拠点として、地域経済と食文化の双方を支える重要な役割を果たしているのだ。