Zepp Sapporoの収容人数はオールスタンディング時で2,009人(1階:1,700人、2階:309人)。椅子使用時は約900席となる。Zeppブランド特有の設計美学が息づいており、1階フロアの後方であってもステージの演者をしっかりと視認できる構造が特徴だ。フロアは緩やかな段差で区切られ、各エリアに頑丈な手すり(柵)が配置されているため、後方からでも前の観客の頭で視界が完全に遮られるリスクが極めて低い。
視界と音響のバランスを徹底追求するなら、1階中央に位置する「第2ブロックの最前列(段差上の柵前)」がベストポジションだ。ここは演者の表情とステージ全体の演出を水平方向に見渡せる特等席であり、PA卓のすぐ前方という位置関係から音の定位感も抜群に優れている。また、2階指定席の最前列は遮るもののないクリアなパノラマビューが広がり、激しいモッシュを避けつつ圧巻の照明演出を堪能したい層から絶大な支持を集めている。
現地スタッフや歴戦のライブファンへのヒアリングで判明した裏技が「終演後の退場動線を見越した下手(ステージ向かって左側)サイドのキープ」だ。Zepp Sapporoのメイン出口は下手側に集中しているため、アンコール終了後に素早くロッカーへ向かい、混雑に巻き込まれずに地下鉄駅へ直行したい場合は、下手側の壁沿いから2〜3列目付近を陣取るのが最もスマートな選択肢となる。