平日の朝や深夜の情報番組で毎日のように山本紘之アナの姿を見ていた層からすると、「最近露出が減ったのではないか」と感じられる場面があるかもしれません。しかし、結論から言えば日本テレビを退社したという事実は一切なく、同局のアナウンス部において中核を担う実力派として確固たる地位を確立しています。
テレビ局のアナウンサーはキャリアを重ねるにつれ、帯番組のスタジオキャスターから、より専門性の高い生中継実況や報道デスク、さらには後輩アナウンサーの育成・指導へとシフトしていくのが通例です。山本アナの現在の主な活動領域は、まさにこの「専門特化」のステージにあります。
日本テレビの公式発表や編成データによると、現在の山本アナはサッカー日本代表戦、FIFAワールドカップ関連特番、箱根駅伝、プロ野球中継、各種オリンピック競技実況などを中心に担当しています。スタジオで原稿を読むスタイルから、瞬間的な判断力と言語化能力が試されるスポーツ現場の最前線へと重心を移しているのが実情です。
また、BS日テレやCS放送(日テレジータス)における各種スポーツ中継、さらには地上波の緊急報道特番などでも頼れるアンカーマンとして起用されており、局内外からの信頼は年々厚みを増しています。「見かけなくなった」と感じる視聴者がいる背景には、レギュラー番組のスタジオ出演から、不定期ながら高視聴率を獲得する大型スポーツ中継への完全移行という編成上の理由が存在しています。