作中にはハイジやおじいさんが暮らす山小屋のヤギだけでなく、デルフリ村の人々が飼っている個性的なヤギたちが多数登場します。まずは主要なヤギたちの名前と特徴を整理しましょう。
物語の中心となるのは、ハイジが心を通わせる白くて小さな子ヤギのユキちゃんです。甘えん坊でハイジのことが大好きなユキちゃんは、ハイジにとってもアルプスで最初にできたかけがえのない親友でした。
そして、アルムおんじ(おじいさん)が山小屋で飼っているのが「シロ」と「クマ」の2頭です。白い毛並みのシロと、茶褐色で大柄なクマは、山小屋での自給自足生活を支える極めて重要なパートナーとして描かれています。
さらに、ヤギ飼いペーターが村から預かって放牧しているヤギたちにもユニークな名前がついています。立派な角を持ち気性が荒いアトラス、長いあごひげが特徴のサンタクロース、足の速いトルコなど、それぞれが一頭ずつ異なる外見と性格で丁寧に描き分けられています。