Q1:生後2ヶ月のベビーが急にコオロギを食べなくなりました。人工飼料も拒否します。どう対処すべきですか?
A1:無理に口をこじ開けて給餌することは絶対に避けてください。まずはケージの温度勾配を再確認し、バスキング面が40〜42℃、夜間温度が24℃以上を維持できているか精査します。温度に問題がない場合、最も疑われるのは便秘または寄生虫症です。お腹を優しく触って硬いしこりがないか、黒髭化していないかを確認し、2日以上完全拒食が続く場合は速やかに糞便(または総排泄孔のスワブ)を持参して専門動物病院を受診してください。
Q2:爬虫類を診られる動物病院へ行くベストなタイミングは?元気そうでも連れて行くべきですか?
A2:お迎えから数日経ち、環境に少し慣れて最初の排便があったタイミングがベストです。トカゲ本体を連れて行くストレスを最小限にするため、まずは「新鮮な糞便のみ」を持参して顕微鏡検査(原虫・寄生虫卵の有無確認)を依頼するのが最も安全な初診プロトコルです。コクシジウムが発見された場合、生体の体力が十分にあるうちに計画的な駆虫投薬を開始できます。
Q3:バスキングライトと紫外線ライトはどちらか1台で兼用できるタイプ(水銀灯など)ではダメですか?
A3:60cmケージ以下の狭い飼育環境において、ベビー期に大ワット数の水銀灯を使用するのは推奨されません。ケージ全体が温まりすぎて逃げ場(クールゾーン)がなくなり、熱中症でショック死するリスクが跳ね上がるためです。ベビーのうちは熱を供給するバスキングランプ(低〜中ワット数)と、広範囲を均一に照らす直管型T5-UVB蛍光灯を独立して設置し、熱と光を別々にコントロールするのが鉄則です。