Q1:長年使ってマジックテープがつかなくなった時の最も手軽な応急処置は?
A1:まずは硬めの歯ブラシや安全ピンを使い、オス側(硬い突起面)に挟まった綿埃や繊維くずを丁寧に掻き出してください。また、布製ガムテープを強く押し当てて剥がすことで、奥に入り込んだ微細な粉塵を取り除けます。これだけで約6〜7割の粘着力が即座に回復します。
Q2:紐靴とマジックテープ式、トータルでの耐用年数はどちらが長いですか?
A2:ソール(靴底)の耐摩耗性やアッパーの革強度は同等です。ただし、靴紐は数百円で新品に交換できるのに対し、面ファスナー自体の張り替えは修理費用がかさむため、手入れを全く行わない場合は紐靴の方が長く履ける場合があります。定期的にゴミ取りを行えば、どちらも靴底がすり減るまで同等(約1年〜1年半)に使い切ることが可能です。
Q3:大手ゼネコンの現場規定でマジックテープ靴が弾かれることはありますか?
A3:JIS規格(JIS T 8101)またはJSAA規格(A種/B種)の認定合格品であれば、面ファスナー構造を理由に入場を拒否されることは原則ありません。むしろ靴紐の垂れ下がりを厳禁とし、面ファスナーやダイヤル式(BOA等)を推奨する現場が大多数です。ただし、一部の製鉄所や高温スラグを扱う現場では、熱でベルクロが溶けるのを防ぐため、全革製・紐留めカバー付きが指定されるケースがあります。