結婚式のお車代封筒マナー決定版!金額別の選び方と書き方を徹底検証

結婚式のお車代封筒マナー決定版!金額別の選び方と書き方を徹底検証

結婚式のお車代封筒マナー決定版!金額別の選び方と書き方を徹底検証の特集記事をご紹介します。役立つ情報がチェックできます。

現場取材においてウェディングプランナーが口を揃えて指摘するのが、「封筒の中身は完璧だったが、渡すタイミングと受け渡しルートを誤り、会場を混乱させた」というトラブルです。当日、新郎新婦本人は控室での準備や披露宴の進行で手一杯になるため、自ら直接ゲスト一人ひとりに手渡しすることは物理的に不可能です。

相手の立場に応じた適切な受け渡し手順をあらかじめ決めておかなければなりません。

主賓や乾杯の発声を務めてもらう要人に対しては、「新郎新婦の親」から直接手渡すのが最高格式の礼儀です。タイミングは、披露宴が始まる前の控室での歓談時間、または挙式前の挨拶時が最も適しています。親御様が「本日は息子のためにご足労いただき、誠にありがとうございます。心ばかりのお車代でございます」と深々と一礼して手渡すことで、家としての敬意が伝わります。万が一、事前にお渡しする時間が取れなかった場合に限り、披露宴中のお色直し退場時などの歓談の合間を見計らって親が目立たないよう席へ伺います。

一方、遠方から参加してくれた友人や同僚に対しては、「受付係」から渡してもらうのが最もスマートで確実な方法です。受付を担当する友人にリストを渡し、該当ゲストが芳名帳へ記帳した際、「新郎新婦よりお預かりしております」と言葉を添えて渡してもらいます。周囲に他のゲストが多数並んでいる場合もあるため、仰々しく掲げるのではなく、目立たないよう両手でスマートに差し出す配慮を受付係に伝えておくことが肝要です。

現場の失敗談として頻発するのが「受付の名簿とお車代の封筒の数が合わなくなる」という人的ミスです。事前の準備段階で、封筒の裏面に鉛筆でゲストのフルネームを薄くメモしておき、受付係が渡す直前に消しゴムで消すか、剥がせる付箋に名前を書いて貼っておくという現場の知恵がトラブル抑止に極めて有効です。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。