インターネット上の掲示板や投資コミュニティでは、株式会社安永に関してしばしば一面的な言説が見受けられます。報道データに基づいてその誤解を是正します。
誤解①:「エンジン部品専業だから、EV化が進めば将来性がない」
これは最も典型的な誤解です。確かに内燃機関向け部品は成熟期にありますが、ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の需要は世界的に底堅く、高精度なコネクティングロッドの需要は急減していません。さらに、同社はすでに工作機械技術を応用したリチウムイオン電池製造設備や半導体周辺装置への事業シフトを数十年前から進めており、収益源の複線化を達成しています。
誤解②:「地方企業だから開発スピードが遅い」
三重県伊賀市という立地からローカルな下請け企業と見られがちですが、安永は自社ブランドで工作機械を国内外へ外販する開発主導型メーカーです。大学や研究機関との産学連携による新素材・新工法の特許出願も活発であり、技術開発力は極めて先進的です。