「Life is a Highway」の輝きを語る上で欠かせないのが、映画『カーズ』のオリジナル・サウンドトラック(サントラ)全体のクオリティの高さです。映画音楽界のレジェンドであるランディ・ニューマンが手掛けたオーケストラスコアに加え、アメリカン・ルーツ・ミュージックの豪華アーティスト陣が集結した名盤として知られています。
オープニングの緊迫したレースシーンを猛スピードで牽引するシェリル・クロウの「Real Gone」、古き良きルート66の哀愁を歌い上げるブラッド・ペイズリーの「Behind the Clouds」、そしてジェームス・テイラーが歌う名曲「Our Town」。それぞれの楽曲が、主人公マックィーンの内面的な成長や、忘れ去られた田舎町ラジエーター・スプリングスの歴史と完全にシンクロしています。
その珠玉のラインナップの中において、ラスカル・フラッツの「Life is a Highway」は「旅の始まりと高揚感」を一手に担うキラーチューンとして配置されました。映画の世界観である「古き良きアメリカのノスタルジー」と「現代の疾走感」を見事に架橋したからこそ、ピクサー映画史に残るサントラとして今も評価され続けているのです。