投資判断を下す上で見逃せないのが、同社の際立った財務健全性だ。『会社四季報』のデータを開けば、自己資本比率の高さと実質無借金経営に近いキャッシュリッチな財務体質が一目瞭然である。設備投資を積極的に行いながらもフリーキャッシュフローをしっかりと創出できる体質は、金利上昇局面における最大の強みだ。
外食セクターの平均的なPERやPBRと比較すると、足元の急伸によって割安感は薄れつつあるものの、持続的な利益成長率(PEGレシオ)を考慮すれば、依然として妥当な評価範囲内にある。手元流動性の厚さは、今後の積極的なM&Aやさらなる株主還元の余地を示唆している。