映像制作のFinal Cut Pro、楽曲制作のLogic Pro。Appleが自ら最適化した両アプリを動かすと、ハードとソフトが完璧に噛み合った心地よさがある。タイムラインのスクラブは指吸い付くように滑らかで、AIによる被写体切り抜き機能「ライブ描画」も待たされることなく瞬時に完了する。
しかし、App Storeからサードパーティ製アプリを広く見渡すと、この凶暴なマシンスペックを使い切れているタイトルは一握りに過ぎない。iPadOSのファイル管理やバックグラウンドタスクの制限は、Macと同等の自由度を求めるユーザーにとって依然として厚い壁だ。どれほどM4チップが咆哮しようとも、OSが敷いた安全なレールの上を走らされている感覚が時折顔を覗かせる。