冒険を進める上で避けて通れないのが、進化に伴う能力値の変貌とタイプ複合化の波だ。初期形態の愛くるしいデザインから一転、最終進化形では過酷な対戦環境を生き抜くための尖ったスペックが求められる。ここではカントーからパルデアに至る全世代の変遷を整理し、そのポテンシャルを解剖する。
第1世代(赤・緑)のフシギバナ(草・毒/合計525)、リザードン(炎・飛行/合計534)、カメックス(水/合計530)は、まさに原点にして完成形だ。続く第2世代(金・銀)のメガニウム(草/合計525)、バクフーン(炎/合計534)、オーダイル(水/合計530)は単タイプとしての個性を磨き、第3世代(ルビー・サファイア)のジュカイン、バシャーモ、ラグラージの登場によって、御三家の最終形態は対戦シーンの主役へと躍り出た。
第4世代(ダイヤモンド・パール)のドダイトス、ゴウカザル、エンペルト。第5世代(ブラック・ホワイト)のジャローダ、エンブオー、ダイケンキ。第6世代(X・Y)ではブリガロン、マフォクシー、そして後に世界的人気を博すゲッコウガが誕生。第7世代(サン・ムーン)のジュナイパー、ガオガエン、アシレーヌ。第8世代(ソード・シールド)のゴリランダー、エースバーン、インテレオン。そして最新ナンバリングである『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のマスカーニャ、ラウドボーン、ウェーニバルへとバトンは繋がれている。
最終進化形の合計種族値は概ね525から535のレンジに厳密に調整されている。しかし、配分の偏りや隠れ特性、専用技の有無によって、実際の戦闘能力には天と地ほどの開きが生まれるのが実情だ。