ポケモンの歴史を語る上で欠かせないのが、サーフボードに乗った特別なグラフィックを持つ「なみのりピカチュウ」の存在です。本来みずタイプの技を覚えないピカチュウが波に乗る姿は、初期ポケモンの象徴的なポップアイコンとなりました。
その発端は、1997年頃の公式イベント配布や、NINTENDO64ソフト『ポケモンスタジアム』の連動特典でした。一定の条件を満たしてマスターボールカップをクリアすることで、手持ちのピカチュウに「なみのり」を習得させることができたのです。さらにゲームボーイ版『ポケットモンスター ピカチュウ(黄版)』では、なみのりピカチュウを手持ちに入れることで19ばんすいどうの小屋でミニゲーム「ピカチュウのサマーアクション(ピカチュウのなみのり)」が遊べるという特別な隠し要素が用意され、ファンを熱狂させました。
その後も『ウルトラサン・ウルトラムーン』のマンタインサーフ完全制覇報酬や、『Let's Go! ピカチュウ』における相棒技「ざぶざぶサーフ」、そして『ポケモンSV』の早期購入特典として配布された「テラスタイプ:みず」の飛行・水技を操る特別なピカチュウなど、世代を超えて特別なレガシーとして受け継がれています。