レッドウィングはモデルによって採用されているレザーの鞣し・仕上げが大きく異なります。代表的なモデル別の磨き分けを押さえておきましょう。
ベックマン手入れ方法(フェザーストーン/エクスキャリバー)
クラシックドレスラインのベックマンに採用されるレザーは、銀面が緻密でワックスの乗りが抜群です。乳化性クリームで全体をケアした後、つま先(トゥキャップ)にのみ油性ワックスを2〜3層重ね、少量の水を垂らしてネル生地で磨き上げることで、ワークブーツの枠を超えたドレスシューズさながらの鏡面仕上げが可能です。
アイアンレンジャー磨き方(アンバーハーネス/ラフ&タフ)
無骨なキャップトゥが特徴のアイアンレンジャーでは、過度な鏡面磨きよりも、革の陰影を際立たせるセミマット〜サテンのような艶が好まれます。特にプルアップレザー(オイルを豊富に含んだ革)であるアンバーハーネスには、無色の乳化性クリームを用い、豚毛ブラシで丹念にブラッシングすることで、革靴エイジング経年変化のグラデーションが鮮やかに浮かび上がります。
ガラスレザー艶出し手順(ポストマン・シャパラルレザー)
ポストマンシューズ(#101)などに使われるシャパラルレザーは、樹脂コーティングされたガラスレザーです。油分が浸透しにくいため、通常のオイルケアは無意味となります。専用のガラスレザー用ローションまたは乳化性クリームを薄く塗り、クロスで強く磨き込むことで、コードバンのような鋭利で均一な輝きを復元できます。