Q1:高校3年のインターハイで結果が出せなかった場合、大学のスポーツ推薦はもう諦めるべきですか?
A1:決して諦める必要はありません。大学によっては秋の記録会(9月〜11月)のタイムを対象とする後期公募推薦を実施しているケースや、高校2年時の実績・標準記録突破を評価する大学もあります。また、総合型選抜(旧AO入試)で高校陸上の実績と将来の学びの意欲をアピールして合格を掴むルートも有効です。
Q2:スポーツ推薦で大学に入学した場合、途中で怪我をして退部したら退学になってしまいますか?
A2:一般的に、怪我など不可抗力の理由による退部で即座に大学を退学処分になることはありません。ただし、特待生契約に基づく授業料免除や奨学金の給付が打ち切られ、翌期から一般の学費納入が必要になるケースがほとんどです。また、陸上部の推薦専用寮からの退寮が求められるため、アパートの確保など生活面の再構築が必要になります。
Q3:長距離選手として将来マラソンで世界を目指す場合、実業団直行と大学進学のどちらが有利ですか?
A3:現代の日本長距離界では、男子は「関東の強豪大学で箱根駅伝とハーフマラソンを経験し、フィジカルと精神力を鍛えてから実業団へ進む」ルートが圧倒的多数を占めています。女子の場合は、身体の成熟度や指導環境に応じて高卒直行で成功しているトップランナー(新谷仁美選手や廣中璃梨佳選手など)も多く、個人の身体特性や目標とする競技ピークによって選択が分かれます。