ラーメン虎と龍の現在|大量閉店の真相と2026年最新店舗一覧

ラーメン虎と龍の現在|大量閉店の真相と2026年最新店舗一覧

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破竹の勢いで関西を席巻した虎と龍が、なぜここまで急激に店舗数を減らすことになったのか。その深層には、飲食業界特有の成長痛とFC(フランチャイズ)展開の難しさが横たわっています。

ラーメン虎と龍の運営会社と創業者の歩みを振り返ると、創業者の池本和彦氏が2000年代半ばに「関西には本物の九州豚骨ラーメンがない」という強烈な問題意識から立ち上げたのがすべての始まりでした。骨が砕けるまで徹底的に炊き上げる本物の製法を持ち込み、姫路の地からスタートした1号店は瞬く間に大行列店へと成長。その後、株式会社コープスなどを通じてFC展開を本格化させました。

しかし、この急激すぎるFC拡大こそが後の閉店ラッシュの火種となります。現場の厨房関係者や元加盟店オーナーの証言を総合すると、店舗急増に伴いスープを炊く職人の技術教育が追いつかず、店舗によって「スープが薄い」「豚骨のコクが足りない」といった品質のブレが発生。ブランドイメージの均一性を維持することが困難になっていきました。

さらに2010年代以降、同じ兵庫県発祥の「ずんどう屋」の急速なチェーン展開や、福岡発のメガチェーンの関西進出など、濃厚豚骨市場の競合が激化。追い打ちをかけるように、近年の豚骨ガラや背脂の仕入れ原価高騰、ガス・電気代といった光熱費の爆発的上昇が直撃しました。資本力のある大手メガチェーンがセントラルキッチン化でコストを抑え込むなか、各店で手間暇かけて豚骨スープを仕込む中規模ロードサイド店は採算ラインの維持が極めて難しくなり、契約満了や採算悪化を機にしたラーメン虎と龍の閉店理由が連鎖していったのです。

山崎 陸
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山崎 陸

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