結論から述べると、「らから始まる苗字」は日本にしっかりと実在しています。しかし、日常生活で遭遇する確率は天文学的な低さといっても過言ではありません。
姓氏研究の権威機関や戸籍調査データによると、日本の全人口約1億2000万人の中で、頭文字が「ら行(ら・り・る・れ・ろ)」で始まる苗字を持つ人は全体の0.05%未満と推計されています。その中でも「ら」で始まる名字は実質70件程度しか確認されていません。
実際に全国で最も人口が多い「ら」の苗字は「良知(らち)」であり、全国におよそ4,500人から5,000人前後が存在します。次いで漢詩人・頼山陽などで名高い「頼(らい)」が約1,500人、福岡県や熊本県に見られる「楽(らく)」が約300人と続きます。1,000人を超える規模の名字は片手で数えるほどしかなく、大半は全国で数十人から数世帯しか存在しない「激レア苗字」に分類されます。