このスマホの機種は何?画面がつかない端末も一瞬で特定する調べ方

このスマホの機種は何?画面がつかない端末も一瞬で特定する調べ方

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ロック解除用パスコードを失念してホーム画面に入れない、あるいはバッテリーが切れている状況でも、筐体そのものを精査すれば機種の輪郭は浮き彫りになる。最大の識別ポイントとなるのが、背面モジュールの造形を読み解く外観カメラレンズ見分け方である。

近年のスマートフォンは、差別化の主戦場がカメラ機能に集中した結果、世代やグレードごとにレンズの「口径」「個数」「配置パターン」が明確に異なっている。例えばiPhoneの場合、レンズが斜め対角線上に2個並んでいるのはiPhone 13からiPhone 15までの標準モデルであり、縦一直線に並ぶ配置はiPhone 12以前か、あるいは最新世代の標準モデルに回帰したレイアウトだ。レンズが3基三角形に配置され、黒く丸いLiDARスキャナが鎮座していれば、その時点で「Pro」シリーズであることが確定する。

視覚的な推測をさらに確証へ引き上げるツールとして、手持ちの別端末があるならGoogleレンズ画像検索の活用も極めて有効だ。机の上に端末を置き、カメラバンプ(突起部)の角度や側面フレームの質感がわかる斜め45度のアングルから撮影して検索にかける。AIが類似の製品画像を瞬時に照合し、候補となる機種名を提示してくれる。

しかし、画像検索による類似判定はあくまで外観上のアタリを付ける補助線に過ぎない。物理的な証拠を掴むための裏ワザが、SIMトレイ型番刻印の目視確認だ。SIMピンを使ってトレイを引き抜き、引き抜いたトレイの縁、あるいはトレイを外した本体側のスロット内部を強い光で照らしながら覗き込んでほしい。Apple製品であればiPhone 8以降、スロット内部の上側(画面側)に極小のフォントで「A2894」といったA番号がレーザー刻印されている。Android各社もトレイの樹脂フレーム部分に型番や製造ロットを物理的に刻印しているケースが多く、外装ケースを分解せずとも物理的な型番特定が可能となっている。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。