ツボ押しは安全性の高いケアですが、方法やタイミングを誤ると逆効果や思わぬ体調不良を招くリスクがあります。基本となる血圧を下げるツボの正しい押し方と、降圧ツボでやってはいけない注意点を把握しておきましょう。
正しい刺激の基本ルール:
- 力加減:「痛気持ちいい」と感じる適度な強さにとどめ、強く押しすぎない。
- 呼吸:息を細く長く吐きながら3〜5秒かけて押し、息を吸いながらゆっくり力を抜く。
- 回数:1つのツボにつき3〜5回を1セットとし、過度な長時間の連続刺激は避ける。
降圧ツボにおける重大な禁止事項:
- 人迎(首)の左右同時圧迫は厳禁:両側の頸動脈を同時に強く圧迫すると、脳血流が一時的に低下し、失神や脳虚血発作を引き起こす危険があります。刺激する場合は必ず片側ずつ、極めてソフトに触れる程度にします。
- 入浴直後や飲酒時のツボ押し禁止:血行が急変している状態での刺激は、急激な血圧変動や気分の悪化を誘発します。
- 処方薬の自己判断中止は絶対NG:ツボ押しによって家庭血圧計の数値が下がったからといって、医師から処方された降圧薬を自己判断で減量・中断してはいけません。ツボ押しは生活習慣改善の一環である補助療法です。