不安型愛着を抱える人が恋愛を破綻させてしまう最大の引き金が、無意識に行ってしまう「試し行為(テスト行動)」です。相手の愛情を信じたいあまり、わざと相手を困らせる言動を取ってしまいます。
【代表的な試し行為のパターン】
・本心では引き止めてほしいのに「別れよう」「もう連絡しないで」と突き放す
・わざと他の異性の存在を匂わせて嫉妬させようとする
・急に不機嫌になり、相手が理由を聞いて機嫌を取るまで口を利かない
・体調不良や不幸アピールを大袈裟にして、相手が駆けつけてくれるかを試す
この試し行為の心理と原因は、「自分の最悪な部分を見せても受け止めてくれるか」という究極の保証を求めている点にあります。しかし、試される側は度重なる情緒不安定さに疲弊し、最終的に本当に愛想を尽かして去っていきます。その結果、「やっぱり自分は見捨てられた」と確信を深め、トラウマを自ら強化してしまう悲劇的なサイクルを繰り返します。