試験直後の狂騒が落ち着くと、駿台予備学校をはじめとする大手の予備校や教育・受験産業の専門家たちによる詳細な分析が行われた。当初は受験生からの悲鳴にも似た驚きの声が相次いだものの、プロの講師陣による問題分析の結果は思いのほか高評価だった。
駿台予備学校などの分析によれば、設問自体の構造は非常に正当であり、現代文の解法プロセスを忠実に踏めば確実に正解にたどり着ける良問であったという。教育・受験産業の視点からも、受験生が感情的にならずにテキストと向かい合えるかという「メンタルコントロール」と「文脈把握能力」を測定する上で、きわめて優れた題材だったと結論づけられている。