福祉機器の専門コーナーへ行けば、いわゆる「リーチャー」と呼ばれるアイテムは数千円から1万円近くで販売されている。関節リウマチや腰痛を抱える人、あるいは股関節の手術直後で前かがみの姿勢が取れない人にとって、身体の延長となる自助具は生活必需品だ。
高額な介護用品と比べても、ダイソー製品の実用性は侮れない。本体の圧倒的な軽さは、握力の弱い高齢者でも腕を疲れさせずに扱える大きなメリットだ。高価な福祉用具を何本も買い揃えるのは躊躇するが、リビング、寝室、玄関と各部屋に1本ずつ配置できる手軽さは、生活動線の自立を力強く後押ししてくれる。