でーたらぼっちの正体とは?富士山伝承ともののけ姫の真相を徹底解剖

でーたらぼっちの正体とは?富士山伝承ともののけ姫の真相を徹底解剖

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でーたらぼっちにまつわる昔話の中でも、群を抜いて壮大なスケールを誇るのが「近江の土を掘って琵琶湖ができ、その土を駿河まで運んで積み上げたものが富士山になった」という東西横断の国づくり伝説です。

伝承によれば、巨人は「日本一高い山を作ろう」と巨大なモッコ(土を運ぶ網)に土を盛り、夜通し作業を進めました。しかし、あと一握りの土を盛ろうとした瞬間、夜明けを告げる一番鶏が鳴いてしまい、慌てた巨人が土をこぼした場所が富士山麓の「愛鷹山」になり、掘り返した跡が日本最大の湖「琵琶湖」になったと伝えられています。

突拍子もないファンタジーに思えるこの話ですが、地質学や地形学の観点から見ると興味深い暗号が隠されています。近畿地方の盆地に水が溜まった構造と、火山活動によって突如として円錐形の山体が聳え立った富士山の特異な景観。古代の人々は、科学的なプレートテクトニクスを知り得ない時代に、この大地規模の異変を「巨人の土木工事」として直感的に解釈し、物語として定着させたと考えられます。

地域・伝承地伝わる行動・伝説のスケール学術的・地形学的背景編集部の見解・分析駿河・近江(静岡・滋賀)琵琶湖の土を掘り起こし、一夜にして標高3,776mの富士山を成形構造盆地による湖の形成と成層火山の急激な隆起現象東西文化の境界を跨ぐ壮大な国土創生を象徴するフラッグシップ伝承信濃(長野県仁科三湖)北アルプスを踏み越えた巨人の足跡が青木湖・中綱湖・木崎湖に変化糸魚川静岡構造線(断層崖)に沿って形成された構造湖群巨大断層の直線的なくぼみを「巨人の歩行痕」と直観した古代人の観察力常陸(茨城県大串貝塚)海辺にしゃがみ込みハマグリを食べ、貝殻を積み上げて丘陵(貝塚)を作った縄文時代前期(約5,000年前)の大規模な汽水域貝塚遺跡『常陸国風土記』記載。文字記録として日本最古の巨人伝承武蔵(東京都世田谷区代田)巨人が歩いた窪みに水が溜まり、広大な湿地帯(湧水湿地)を形成武蔵野台地特有の開析谷と豊富な地下湧水ポイント生活に直結する水源の聖地化。地名「代田(だいた)」として現代に残存
山田 真由
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山田 真由

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