会社が暑すぎて仕事にならない!設定28度の真相と今すぐ効く職場の猛暑対策

会社が暑すぎて仕事にならない!設定28度の真相と今すぐ効く職場の猛暑対策

会社が暑すぎて仕事にならない!設定28度の真相と今すぐ効く職場の猛暑対策の重要ポイントをご紹介します。最新トレンドが満載です。

多くの職場で冷房が効かない最大の要因は、環境省がかつてクールビズ運動で提唱した「室温28℃」という数値を、「エアコンの設定温度を28℃にすること」と誤認したまま運用している点にあります。環境省の公式見解でも繰り返しアナウンスされている通り、28℃とはあくまで「冷房時の室温の目安」であり、エアコンのパネル設定を指すものではありません。

現代の執務スペースには、常時稼働する多数のパソコン、大型モニター、複合機、サーバー類が密集しており、これらが膨大な排熱を生み出しています。さらに窓からの直射日光や人の体熱が加わるため、エアコンを28℃設定にした場合、実際の室内温度は30℃〜32℃近くまで上昇するケースが一般的です。この熱負荷を計算に入れず、数値だけを盲目的に遵守する管理部門の硬直性が、サウナ状態のオフィスを生み出しています。

オフィス「28度設定」の落とし穴:設定値と実室温の乖離エアコン設定パネル28℃「目安」を設定値と誤認→執務室内の熱源要因・PC/サーバーの排熱・窓からの日射熱・人体の放射熱・空気の滞留(無風)→実際のデスク周り室温30〜32℃集中力低下・熱中症域

もう一つの要因として、ビルの集中管理システムによる制約が挙げられます。フロアごとの個別空調が導入されていない賃貸ビルでは、契約電力の抑制やビル全体の省エネ目標達成のため、テナント側で自由に温度を下げられない契約になっている事例も少なくありません。

山崎 陸
著者

山崎 陸

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。