「数週間前に亡くなった親戚の命日や喪主を確認したい」「数年前の恩師の記録を探したい」という場合、通常のネット検索だけで過去の紙面記事を掘り起こすのは困難を極めます。こうした局面で役立つのが、公的機関と新聞販売網を組み合わせた新聞おくやみ過去検索のテクニックです。
直近1週間から1ヶ月程度の記録であれば、地域の読売新聞販売店(YC:読売センター)を活用するのが最も手軽です。YCでは一定期間の朝刊予備部数をストックしており、日付と地域を指定して読売新聞バックナンバー購入を申し込むことで、1部単位(160円〜180円程度)で現物を手に入れられます。ただし、在庫保持期間は販売店ごとに異なり、概ね1ヶ月を過ぎると古紙回収へ回されるため、早期の問い合わせが肝要です。専売所に在庫がない場合は、読売新聞東京本社のバックナンバー係へ直接郵送取り寄せを依頼する正規手順も用意されています。
さらに遡り、数ヶ月前〜数年前の訃報を確実に洗い出したいときは、茨城県立図書館(水戸市)をはじめとする主要な公立図書館のレファレンス室へ足を運ぶのが最も確実な手法です。館内には読売新聞のマイクロフィルムや縮刷版が保管されているほか、読売新聞の記事データベース「ヨミダス」を利用できる端末が設置されています。地域面まで網羅されたデジタルアーカイブを故人のフルネームで検索すれば、当時の紙面ビューアーを数分で呼び出すことが可能です。