コーンパンの購入をめぐり、最も多くの旅行者が直面するのが「時間の読み違えによる買い逃し」です。新千歳空港店での販売システムは、安全確保と混雑緩和のため、焼き上がりに合わせた購入引換券(案内券・整理券)の配布方式が採られています。
現場での観察調査によると、コーンパンの焼き上がりスケジュールは1日5回から6回(概ね8:00、10:00、12:00、14:00、15:30、16:30前後)に設定されています。各回の焼き上がり予定時刻の約30分〜45分前にスタッフから列の先頭順に整理券が手渡され、その場で予定数が終了した時点で「完売」の札が掲示されます。連休や週末のピーク時には、焼き上がり1時間前には規定人数に達してしまうケースも珍しくありません。
さらにハードルが高いのが、開店と同時の朝1回(8:00頃)のみ焼き上げられる「びえいのまめぱん」です。美瑛産の5種類の豆(小豆、黒豆、手亡、青えんどう、金時豆)が表面から内部までぎっしりと敷き詰められたこのパンは、1日あたりの総生産数が極めて少なく、開店前の7時台から並んだ先頭集団のみで即時完売となります。
インターネット上で頻繁に検索される「電話予約やお取り置きは可能なのか」という疑問ですが、公式方針として事前予約は一切不可(店頭での当日先着順のみ)となっています。また、購入制限として「1人合計2箱まで(コーンパン・まめぱんの組み合わせ含む)」という厳格なルールが敷かれており、転売や買い占めを防ぐ措置が取られています。飛行機のフライト時刻ギリギリに並ぶのは極めて危険であり、手荷物検査場の通過時間を考慮すると、搭乗時刻の90分〜120分前に店頭へ到着していることが購入成功の絶対条件です。