ネット上の掲示板や知恵袋、SNSのゴシップアカウントでは、「メンバー間の確執が休止の真因ではないか」という不仲説が定期的に再浮上します。特に個人事務所の立ち上げが相次いだ時期には、「お互いのソロ活動を意識しすぎて分裂した」といった憶測が散見されました。
しかし、現場を長年取材する音楽ジャーナリストや関係者の証言を突き合わせると、実態は全く異なります。2024年から2025年にかけて開催された各メンバーのソロリスニングパーティーや映画試写会、海外ファッションウィークの現場において、彼女たちはお互いの現場へ差し入れを送り、プライベートで駆けつけて肩を抱き合う姿が幾度となく目撃されています。
不仲説が生じる最大の原因は、「韓国エンタメ特有の過酷な7年契約サイクル」に対する一般的な理解不足です。K-POP業界には、公正取引委員会の標準契約書に基づく「7年の魔のジンクス」と呼ばれる節目が存在します。デビューから7年間、過度な管理と収益配分に耐えたアーティストが、契約満了時に自己の権利を主張するのは正当なキャリアアップのプロセスです。
むしろBLACKPINKの4人は、グループ解散という安易な幕引きを断固として拒絶しました。「BLACKPINK」という看板を存続させるために、YGとのグループ再契約を全員一致で合意したこと自体が、4人の結束の強さを何よりも雄弁に物語っています。