当然、版元である集英社も手をこまねいているわけではない。同社はこれまでも、著作権侵害にあたる画像や動画に対して迅速な削除申し立て(DMCAテイクダウン)を行ってきた。しかし、ネットの海に消えては現れる無数のコンテンツをすべて監視し、排除するのは物理的に不可能に近い。
法曹関係者は「現在の法律では、海外のサーバーを経由してアップロードされたコンテンツの追跡や、匿名性の高いプラットフォーム上での発信者特定には膨大な時間とコストがかかる」と指摘する。法的な手続きが進む間に、新たなアカウントが作られ、再び同じ画像がアップロードされるという悪循環が続いている。