自作の対策で効果が得られない場合、物理的な侵入遮断こそが最終的かつ確実な解決策となる。特にマンションのベランダや果樹園では、防鳥ネットの設置が最も信頼性の高い防衛手段だ。網目はムクドリの体を確実に通さない30mm以下のサイズを選び、隙間なくピンと張ることが成功の鍵となる。
ここで注意しなければならないのが法的規制だ。環境省 (鳥獣保護管理法) の規定により、野生の鳥類を無許可で捕獲したり、卵や雛がいる巣を破壊したりすることは違法行為となる。公益財団法人日本野鳥の会も生物多様性の保全と適切な距離感の維持を呼びかけている。これに伴い、合法かつ安全に対処するプロフェッショナルとして害鳥駆除・防鳥対策産業が急成長を遂げており、レーザー照射機器や特殊忌避剤を駆使した最新施工法が注目を集めている。