崩落で数百万円の損?買うまえに知るべき擁壁の真実と安全基準

崩落で数百万円の損?買うまえに知るべき擁壁の真実と安全基準

崩落で数百万円の損?買うまえに知るべき擁壁の真実と安全基準についての最新情報をご紹介します。

知らずに劣化した擁壁付きの土地を購入してしまえば、数百万円から数千万円の補修・再築費用が一瞬で家計にのしかかる。擁壁の改修費用は構造や現場の立地条件によって跳ね上がるのが通例だ。重力式や間知石擁壁の補修であれば平米あたり数万円で済む場合もあるが、既存の壁を取り壊して鉄筋コンクリート構造で再築する場合、平米あたり10万〜15万円、工事車両が入れない狭小地ではそれ以上のコストが発生する。

予期せぬ巨額の損失を防ぐため、購入前・管理時に確認すべき最低限のチェック項目は以下の通りだ。

・水抜き穴の機能:3平米に1箇所以上設置され、泥水や詰まりがなく正常に排水されているか
・ひび割れと孕み(はらみ):目視で分かるクラックや、壁面が前方に膨らみ出していないか
・検査済証の有無:築造時に自治体の完了検査を受け、正規の書類が残されているか
・越境と境界:擁壁の所有者が隣地なのか自敷地なのか、境界標と一致しているか
・直近の地盤沈下:擁壁の天端(最上部)に段差や傾きが生じていないか

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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