風太くんが生まれたのは2003年7月5日、静岡市日本平動物園でした。千葉市動物公園へやってきたのは同年の秋のことで、2026年の誕生日を迎えると実に23歳という節目を迎えることになります。
一般的な飼育下におけるレッサーパンダの平均寿命は約15年前後とされており、野生下では10年を迎えられない個体も少なくありません。このデータと比較すると、風太くんがどれほど突出した長寿を全うしているかが浮き彫りになります。
レッサーパンダの年齢を人間の年齢に換算すると、およそ「年齢×4〜4.5」と推計されることが多く、20歳を超えた風太くんは人間で言えば90代後半から100歳超の百寿に相当します。国内最高齢レベルに達しながらもしっかりと自力で歩き、食事を取る姿は、獣医師や研究者の間でも「奇跡の生命力」と称賛されています。