ワシントンホテル株式会社の真相|藤田観光との違いや業績・株価を解剖

ワシントンホテル株式会社の真相|藤田観光との違いや業績・株価を解剖

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ホテル業界を取り巻く環境は、訪日外国人観光客の急増と国内出張需要の復調により、単価主導の収益改善フェーズに入っています。東証スタンダードおよび名証メインに上場するワシントンホテル株式会社(証券コード:4691)の公式発表資料やIRデータを精査すると、同社の業績は底打ちから確実な巡航軌道へと移行していることが分かります。

同社が展開する主軸ブランドは、宴会場やレストランを併せ持つコミュニティ型ビジネスホテル「ワシントンホテルプラザ」と、客室販売と焼きたてパン朝食に特化した高効率型「R&Bホテル」の2枚看板です。特に都市部を中心とするR&Bホテルは、インバウンドの裾野拡大に伴う客室稼働率(OCC)の上昇と客室平均単価(ADR)の引き上げが奏功し、コロナ禍で毀損した自己資本の回復を力強く牽引してきました。

これに伴い、ワシントンホテル株式会社の株価も底値圏を脱し、堅調な推移を見せています。市場の関心を集めているのがワシントンホテル株式会社の株主優待です。毎年3月末現在の株主を対象に、保有株式数に応じて自社グループ(ワシントンホテルプラザ、R&Bホテル)の宿泊代金割引券や飲食優待券が贈呈されており、出張頻度の高いビジネス層や個人投資家からの根強い実需買いが下値を支える要因となっています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。