Q1:不気味の谷現象はロボットだけでなく人形やマネキンでも起きますか?
A1:起きます。特に本物の乳幼児に極めて近く作られた「リボーンドール」や、精巧な蝋人形、アンティークドールに対して恐怖を覚える「人形恐怖症(ペディオフォビア)」は、不気味の谷現象と同根の心理メカニズムが働いているケースが多く見られます。
Q2:すべての人間が同じように不気味の谷を感じるのでしょうか?
A2:個人差や年齢差が存在します。認知発達の途上にある幼児は不気味さを感じにくい傾向があるほか、幼少期から高精細なCGゲームやAIアバターに日常的に触れているデジタルネイティブ世代は、上の世代に比べて谷を感じる閾値が高いことが近年の調査で判明しています。
Q3:なぜ二次元アニメの美少女キャラクターはリアルなのに不気味に感じないのですか?
A3:意図的なデフォルメが行われているためです。目の大きさや輪郭が現実の人間とは明らかに異なると脳が認識している場合、「人間そのもの」としての厳密な生体チェックが行われません。記号化されたキャラクターとして処理されるため、不気味の谷の手前で高い好感度を維持できます。