ネット上の口コミで散見されるネガティブな反応として、「一般的なショートケーキに比べて値段が高い」「持ち帰る途中でタルトが崩れてしまった」という指摘があります。しかし、これらの声の背景には論理的な構造が存在します。
まず価格面についてですが、ア・ラ・カンパーニュのタルトは一般的なケーキ店(直径15〜18cmの型を8等分)よりも一回り大きい直径21cm〜24cm前後の大型タルト型を使用しています。さらに、加熱処理を行わないフレッシュフルーツを山盛りにトッピングするため、原材料原価率(F比率)が一般的な生洋菓子より格段に高く設定されています。単純な1ピースあたりの単価だけで比較すると高価に見えますが、グラムあたりの価格や果実の使用密度を考慮すれば、極めて良心的な設定であることが分かります。
また「持ち帰りで崩れやすい」という点に関しては、同店が保存料や過剰な凝固剤(ゼラチンやナパージュ)に頼らず、果実本来の自然な食感と風味を生かしている証拠でもあります。水分を多く含む生果実とサクサクのタルト生地は本来デリケートな組み合わせです。テイクアウトする際は、持ち帰り時間を店員に正確に伝え、保冷剤を適切に配置してもらうとともに、平らな状態で水平を保って運ぶ配慮が求められます。