赤ちゃんののけぞりは病気か?後弓反張の危険サインと見分け方を徹底解説

赤ちゃんののけぞりは病気か?後弓反張の危険サインと見分け方を徹底解説

赤ちゃんののけぞりは病気か?後弓反張の危険サインと見分け方を徹底解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

専門的な医療現場で用いられる後弓反張の読み方は「こうきゅうはんちょう」であり、英語圏では「Opisthotonos(オピストトナス)」と呼称されます。頭部と踵(かかと)だけが床に接し、背中や腰が極端に浮き上がってアーチ状になるその外見から、古くより重篤な中枢神経症状の代名詞として記録されてきました。

人体の運動機能は、筋肉を収縮させる「興奮系」と、過度な緊張を和らげる「抑制系」が精密なバランスを保つことで制御されています。後弓反張の根本的なメカニズムは、大脳皮質、大脳基底核、あるいは脳幹から脊髄へと下行する神経伝達経路に重篤な障害が生じ、背筋群をはじめとする伸筋の緊張を抑えられなくなる「伸筋優位の筋緊張亢進(エクステンサー・ハイパートニア)」にあります。

本来であれば、大脳からの司令によって筋肉の張り具合は柔軟にコントロールされます。しかし、中枢神経系が炎症、低酸素、毒素などによって深刻なダメージを受けると、ブレーキが完全に壊れた車のように背部筋肉群が一斉に収縮を続けます。その結果、本人の意思とは無関係に体が強烈な力で反り返り、外部からの力では容易に曲げられないほどの強直状態に陥るのです。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。