SNSやネット掲示板、知恵袋などで定期的に噴出するのが、「返却が10分遅れただけで事故を起こし、補償が一切使えなかった」という悲痛な告白です。この現象の背景には、タイムズカーが提供する有料オプションタイムズ安心補償サービス(1利用あたり330円〜)の適用約款に潜む見落としがちな落とし穴があります。
安心補償サービスに加入していれば、万が一の物損事故やタイヤのパンク、NOC(ノン・オペレーション・チャージ)の支払いが免除されます。しかし、規約上「利用契約が成立していない状態」、すなわち無断延長中に発生した事故に関しては、保険・補償制度の適用が一切否認されるという厳格な条項が存在します。
取材現場やユーザーの報告事例によると、「返却時間に遅れそうで焦ってスピードを出し、ステーション直前で電柱に接触した。返却予定時刻を5分過ぎていたため無断超過状態とみなされ、修理費用数十万円と営業補償が全額実費請求された」というケースが実際に起きています。わずか数百円の時間延長を惜しんだり後回しにした結果、人生を左右しかねない金銭的打撃を受けるリスクが潜んでいるのです。