観光シーズンともなると、夜神楽を一口見ようと全国から参拝者が押し寄せる。特にアクセスが容易な高千穂神社の神楽殿で毎夜開催される「観光夜神楽」は長蛇の列となり、早い時間からの並びが欠かせない。しかし、人混みを避けて本物の空気をじっくり味わうための秘策が存在する。
地元の通が薦めるのは、町内に点在する各集落の「本夜神楽」を狙うルートだ。集落の神楽宿は会場が狭く限られているが、事前にじゃらんnetをはじめとする地域連携の宿泊プランや公式案内を活用し、送迎付きの小規模滞在枠を確保するのがスマートな立ち回りと言える。さらに、比較的空いている早朝のクライマックス「繰りおろし」の時間帯を狙って会場へ入る逆張りルートは、地元住民しか知らない特別な鑑賞アプローチだ。